ソフトバンクの株式非公開化について
こんにちは!もりたひろおです。
生徒さんから今日はあさからこんな質問が多かったので
記事にしてみました。
今日朝のニュースでやっていたのですが、
ソフトバンクが株式非公開化されたらどうなるのか?
では株式非公開化についてまとめてみましょう
今日ソフトバンクの株式非公開化を検討というニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371052
![](https://fukudaya-manbei.com/wp-content/uploads/2020/09/download.png)
今回の目指すところは
MBO(Management Buyout)です。
経営陣が自社の株式を買い上げる手法のこと。
自社株を買い集めて、何をするかといえば「上場廃止」を目指しています。
上場廃止とは?
上場廃止を簡単に説明すると、
「取引所への上場を取りやめること」になります。
1.取引所が定める上場廃止基準に該当する。
2.自主的に上場廃止を申請する。
この2つにどちらかに当てはめれば上場廃止となります。
詳しくはこちら
https://www.jpx.co.jp/equities/listing/delisting/index.html
最近多いのは、
完全子会社化によるものですね。
2020年9月現在でも
じつは45企業の会社が上場廃止になってます。
https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/delisted/index.html
上場廃止による会社側のメリットデメリットは?
さて、本題に話題を戻すと、
ソフトバンクが今回考えているのは、
「上場してるメリットが少なくなってきた」
ということかもしれません。
投資家から株式でお金を調達する必要がなくなってきたということでしょう。
ソフトバンクは通信会社というよりはファンド会社にもなってきてますし。
そして、内部的なメリットというと
上場会社に必要な年4回の決算も必要がなくなります。
(非上場であれば基本年1回)
株主総会などで株主からやり玉に挙げらることもなくなりますね。
(株主の声が直接拾えなくなることがデメリット)
あとは買収にさらされる必要がなくなるのがメリットです。
投資家側のメリットデメリットは?
株主にとってのメリットは
TOB(株式公開買い付け)形式となるので、
決定後に株価が跳ね上がりやすいです。
上場廃止が決まると
その会社の株は「整理銘柄」となって、
原則1か月間の取引後に上場廃止となります。
個人投資家はその間に株式を売却するほうが賢明ですね。
非上場後の株式取引はかなり時間を要することになります。
それが明確な投資家側のデメリットですね。
有名な経営者の話が、株主総会などで直に聞けなくなるというのは
隠れたデメリットでしょうか?
あとがき
ソフトバンクが上場廃止になるかぜひ後追いしてみてください!
私は実は近日ではないけどあり得る話だとは見ています。
![森田 洋生](https://fukudaya-manbei.com/wp-content/uploads/2019/05/写真-2019-04-01-21-28-40-80x80.jpg)
森田 洋生
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